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熊本の被災児童をサポート!

子供地球基金代表 鳥居晴美さんインタビュー

震災に次ぐ大雨で、困難の中にある熊本。一日も早い被災地の復興を応援するために、今私たちに何ができるのでしょうか。現地で子ども支援に取り組む“子供地球基金”代表の鳥居晴美さんに、被災地の子ども達の姿とこれからの支援について伺いました。

ワークショップのあと、子どもに芽生えた変化とは

02/03

ワークショップのあと、子どもに芽生えた変化とは

●ワークショップの前後で、子どもたちに変化はありましたか。 

鳥居さん: 子ども達は「すごく楽しかった」とか「スッキリした」と話していました。大きな被害を受けた子どもたちは、ある種の恐怖感やトラウマを抱えています。表現することはストレスを解放する効果があるのでしょう。 

大人は愚痴を言ったり、やけ食いしたり色々と発散できるけれども、子どもにはストレスを吐き出す術があまりありません。描くということが一度現実を受け止めるクッションになります。一度受け止めれば、前に進めます。時間が経てば経つほど、こういったワークショップを重ねれば重ねるほど、子ども達は落ち着いてきたり、明るくなったりするんです。 

●なるほど。そもそもどうして、絵を描くという方法で活動しているのでしょうか。 

鳥居さん: 描くことは、一番プリミティブで、誰にでもできる簡単な表現方法です。言葉だと、語彙が無ければきちんと伝えられない。音楽ならば技術がないと上手く伝えられない。でも絵なら指一本あれば言語も国境も越えて、他者に伝えられる。 

お金がない地域だったら、大地に描くということを私たちはよくやるんですね。なぜならアフリカの極限に貧しい地域にクレヨンを持って行っても、クレヨンをばくばく食べてしまったりする子どもがいたからです。 

●子供地球基金のワークショップでは、大勢の子ども達が一枚の大きな絵を描くこともありますね。一人で一枚を描く時に比べて、子ども達の反応は違いますか? 

鳥居さん: 違いますね。一人一枚描くことはそれはそれでとても良いことですが、みんなで描く絵は、共同意識が芽生えるようです。自分一人だけではない、お友達と手を取り合って描くことで分かち合う、助け合うという気持ちですね。 

●ワークショップを通して、子ども達にどんな大人になってほしいですか。 

鳥居さん: まず、ストレスを解放する術を持つことで、現実をきちんと受け止める力を持ってほしいと思っています。現実逃避すると将来フラッシュバックしてしまうこともあるかもしれませんが、現実を受け止めれば、これから力強く生きていく自覚が芽生えます。 

そして絵を描く活動を通して、想像力豊かに育ってほしいと願っています。想像力が育まれると、色んな発想が物事を変えていき、自分の将来が変わるんです。想像力豊かなライターになるとか、アーティストになるとか、政治家になるとか、経営者になるということで社会も変わっていく。全ての物事が、発想から変わっていきます。 

 

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子供地球基金(KIDS EARTH FUND) : 1988年に創立された特定非営利活動法人。国内外の病気や戦争、災害などで傷ついた子ども達に対し、物資と精神面の両方からケアに取り組み、子ども達と絵を描くワークショップを開催。世界各地で子どもたちの絵を集めた絵画展を3,000回以上開催し、収益を支援に還元している。

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