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私のチャリティ物語 三國清三さん

社会貢献を通して、世界の問題だけでなく自分の生き方や仕事観を見つめ直しているセレブの物語。今月は、「子どもたちに笑顔を!」プロジェクトなどを行う、三國清三シェフが思いを語ります。

私のチャリティ物語 三國清三さん/子どもたちの歌声に、援助に行く自分のほうが救われる

01/02

子どもたちの歌声に、援助に行く自分のほうが救われる

 3・11が起きたとき、真っ先に思い出したのは、ニューヨークでの9・11テロでした。街全体が喪に服したようになって、とても外食に行くような雰囲気ではなくなった。そんな状況に危機感を覚えた当時の市長が宣言したのです。「みんな、レストランに出かけよう。そうでないと、ニューヨークは終わってしまう。それは、亡くなった方に申し訳ないこと。自分たちの力でニューヨークを復興させよう」と。高級レストランの経営者たちは、二人で来たら一人が無料といったアイデアで客を呼び込み、街は活気を取り戻していきました。
 
 「日本中がめそめそしているのがいちばん困る」という被災者の声にも後押しされて、「オテル・ドゥ・ミクニ」でも、震災後、ニューヨークと同じようなサービスを始めました。通常の半額以下でランチとディナーを提供し、かつ、売り上げの半分を被災地に寄付したのです。反響は予想以上のもので、毎日100人以上の人が食べに来てくださった。そしてとびきりの笑顔を見せてくださった。
 
 「オテル・ドウ・ミクニ」は、「本物のフランス料理を日本に伝えたい」という情熱で、約30年続けてきたレストラン。その長い歴史のなかでも、東日本大震災後のあのお客様の笑顔は、最も印象深いものです。フレンチレストランの特別感が、非常時にこそ人の心を潤わせるということを改めて認識しました。

PROFILE●みくに・きよみ●1954年北海道生まれ。フランスで修業を重ねた後、’85年、「オテル・ドゥ・ミクニ」をオープン。「甘い、酸っぱい、しょっぱい、苦い、旨み」の五味をもつホヤを食べて味覚を学んだと話し、気仙沼のホヤ大使としても活躍。
 
Realization:KYOKO  TAKAHASHI

私のチャリティイズムは…「一見便見」
三國さんが大切にしている言葉は、「一度見たら理解できる」という意味の“一見便見”。「チャリティは強制されてするものではないと思います。被災地の様子を見て、何が必要なのかおのずと考え、私のプロジェクトに共鳴してくださる。そんな方たちと、これからも活動を続けたいです」

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