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キャサリン妃♡Royal Diary

by にしぐち瑞穂
キャサリン妃(キャサリン・エリザベス "ケイト" ミドルトン=Catherine Elizabeth "Kate" Middleton)の最新情報をお届けします。公務速報はもちろん、ファッションや裏ネタなど、キャサリン妃をはじめとする英国ロイヤルファミリーのすべてが盛りだくさん。

平成から令和 日本の皇室新時代へ!

Photos:Aflo

平成から令和 日本の皇室新時代へ!

いよいよ、今日で平成の時代が幕を下ろします。
午前の宮中三殿での儀式、そして午後、退位礼正殿の儀をもって、今上天皇としてのお役目を終えられます。

思えば2016年、天皇陛下が譲位の表明をされたことは、国民に大きな衝撃を与えましたね。といっても、決してネガティブな捉え方ではなく、むしろ天皇陛下のご意思に感動したといった方が正しいのではないでしょうか。
私自身は、長年、おそらく24時間365日、お気持ちが休むことなく国民のことを考えてこられたであろう、天皇・皇后両陛下が、これでご自身のためにおやすみになれる、というホッとした気持ちとともに、ご自身の即位の経験を踏まえ、皇太子さま・雅子妃殿下のために最善の方法をお考えになったと、勝手ながら、いたく感動を覚えました。
現に、譲位という形での即位はポジティブなムードに溢れ、まさに改元ブームさながら。
天皇・皇后両陛下に対して、この節目に改めて30年の感謝の気持ちや、加えてこれを機に、今後の皇室のあり方について考えさせられる良い機会ともなっている気がします。

まるで非国民のように、日々英国王室を追っている私ですが、母国ではない国のことをあれこれ語る上で、実は私の中での「ロイヤルとは?」の基盤となっているのは、我が国の天皇・皇后両陛下の在り方のような気がします。
それは生まれた時から当たり前に私の中に存在する、日本のモデルロール。
私が思う天皇とは、まさに存在こそが象徴であり、その生き様すべてが、国や時代を象徴するものだと思っています。

まず最初に私の記憶の中で強く印象に残っているのは、美智子さまのご婚約シーン。
一般から嫁がれた初めてのプリンセスに国民がわき、その知性漂う美しさに、我が母もうっとりしていたことを子供だった私も覚えています。
その時代の主流であったお見合いではなく、恋愛、しかもテニスコートを舞台にしたロマンチックなラブストーリーをへてのご成婚と、まさにシンデレラのようでした。
 

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今でこそ当たり前に思われますが、子育てをご自分たちでなさるというのも、実は今上天皇と美智子さまの強いご意志から。
海外公務によって、皇太子さまと離れ離れになった際に、侍従や女官たちへ渡された「ナルちゃん憲法」は当時ママたちの子育て指南書にもなったのでした。

天皇陛下の即位から2年後には普賢岳の噴火で被災した人々を見舞われ、その行動が”平成流”と称されたほど、異例のことでした。そしてご存じの通り、その後も被災地を訪問され、膝をつき同じ目線で、被災者たちと向かわれるお姿。パラリンピックの開催や知名度に貢献されたのも、両陛下です。

ご過労に加えご病気もなさり、気づけば、公の場でいつもピッタリ寄り添っていらっしゃる両陛下のお姿を思いながら、今年初めの即位30年の陛下のお言葉は、国民の心に深く刻まれましたね。
何よりも、皇后美智子さまのことを語られる際に声をつまらせていらした陛下の、感情の表れというものに、親近感とともにより感動を覚えたのではないでしょうか。
常に冷静さを要するお立場で、感情を表されることのなかった天皇陛下の、このようなお姿に新たな時代も感じさせられました。 

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多くを語ることなく、静かにひたすら国民のために、人生を捧げてこられた天皇陛下。
伝統は、時に異例も新たに加わっていくべきである、とお考えの天皇陛下。今回の譲位と同様に、ご結婚から子育て、公務に至るまで時代に合わせてこられました。
そんな陛下を、常に支え、一歩引きながらも実はお側で支えるともに生きてこられたおふたり。

退位礼正殿の儀で、天皇の最後のお言葉を述べられている間、ずっと陛下の方を向かれていた美智子さま。そして終了後、おひとりで階段へ向かわれている陛下のお足元を心配されているかのように後ろをお歩きになっていた美智子さまに、階段で手を差し伸べられた陛下。この一瞬のご夫妻のお姿に、これまでの30年のすべてが表れている気がしました。 
 

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そんな天皇・皇后両陛下に続き、明日から、令和天皇として新たな時代の象徴となられる、皇太子さまと雅子妃。
思い起こせば、婚約会見であきらかにされたプロポーズのお言葉。「雅子さんのことは僕が一生お守りします」とおっしゃった皇太子さまに、羨ましさとともに衝撃を受け、現代的な次の時代を予感させられました。
その後、雅子さまの体調がすぐれず、おひとりで公務に臨まれることが多くなっても、皇太子さまのお言葉から感じるのは、常に妻や家族への愛。一途な思いはやはり天皇陛下と同じですね。
皇太子さまと雅子妃、そして愛子様ご一家の形が、令和の時代をどのように象徴するか、楽しみです。

雅子妃とのご結婚が確定した時、きっと当時誰もが予感した、インターナショナルな次世代の皇室。個人的にはいまだそんな期待をしつつ、明日から令和の時代が始まります。
新たな幕開けに立ち合えたことをよろこぶとともに、次の世代へ平和な日本を受け継ぐ責任も実感します。

Text:MIZUHO NISHIGUCHI

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"英国王室ウォッチャー"  にしぐち瑞穂
TVアナウンサーや雑誌等、スタイリストとして長年活躍。イギリスに恋に落ち、勢いでロンドン留学。帰国後始めたブログがきっかけで、気づけば英国王室・キャサリンSTYLEウォッチャーとしてまっしぐら。著書『』が好評発売中。
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