結婚準備

Update:
2018/04/21

結婚準備の進め方ガイド

おしゃれな結婚式のつくり方ー第1回「テーマを決める」

人生最大のプレゼンテーションである結婚式。「どう準備を進めていけばおしゃれなウエディングになるの?」というプレ花嫁の声に応えて、結婚準備が楽しくなる情報や最新のアイディアを結婚式のプロであるウエディング・プランナーの方々に教えていただきました。第1回は「結婚式のテーマの決め方」について。ウエディングのテーマを決めるにはどうしたらいいのでしょう? 
 

【今日のコンテンツ】
■「テーマ」に縛られないことも大切 
■明確じゃなくても大丈夫 
■会場の前にテーマの決定を 
■「ふたりらしい結婚式」とは 
■季節をテーマに取り入れても 
■大切なのは全員が楽しめること

写真協力/酒井貴生〈aosora〉 ブーケ/ロザリウム

 
「テーマ」に縛られないことも大切 
 
結婚式の準備で最初にして最大の山といえば「テーマ決め」。ところがここに意外な落とし穴があること、知っていましたか?「最近はテーマを決めること自体が目的になっているカップルが多い気がします」というのは「Coco style WEDDING」の荒井さやかさん。「ユニークなものにしなくちゃ!とイベント化する傾向が強いのですが、よくよく考えると結婚式のテーマって、ふたりの大切にしたいものを明確にすることですよね」。同じ意見は「オフィース・マリアージュ」の解良佳美さんからも。「無理に決めなければいけないの?と悩む方も多いですが、どうしても決めなくては!と追い込まれる必要はないと思います。『全員が楽しく』とか『おもてなしに徹したい』がテーマでもいいじゃないですか。がんじがらめにならないで、と言いたいですね」。「結婚式って、とても素敵なもの。自分たちがこれまで大切にしてきたこと、そしてこれからも大切にしていきたいことが詰まったウエディングは、とても豊かな時間になるはずです」(荒井さん)。 
 
明確じゃなくても大丈夫 
 
フリーランスのウエディング・プランナー 佐伯恵里さんは、初回の打ち合わせでふたりと2時間ほどおしゃべりし、そこからテーマやコンセプトを導き出していくといいます。「その段階ではさまざまな話題になりますが、おふたりの個性を一度取り出し、並べてみて『自分たちって、こんなふたりなんだ』と認識してもらうこと。そしておふたりと一日を一緒に過ごすゲストに、どのように感じてほしいのか。そのふたつをかけ合わせてテーマを決めていきます。『好きなもの=テーマ』というわけでもないですし、『ふたりらしければなんでもよい』ということもなく、どちらかというと『こんな個性をもったふたりが、これからどんな夫婦になっていきたいのかを形にする』という感覚が近いのかもしれません」。どんな結婚式でも使うアイテムはほぼ同じ。衣裳、ヘアメイク、ブーケ、装花など、それぞれにふたりらしいものを選んでいくだけで、明確なテーマがなくても統一感が生まれることがあるのだとも。「ふたりでバーチャルな打ち合わせをしてみるのも傾向がつかみやすくなりますよ。もしも準備の段階でテーマが変わっても、アレンジ可能ならいつでも変更OKというくらいの、リラックスしたスタンスで考えていただければと思います」(佐伯さん)。同じく解良さんも「最初からガチガチに決め込まないで」とアドバイス。「漠然とした希望をプランナーに話してほしいんです。『こんなことを考えているのですが』と遠慮なく相談してください。プランナーだけではなく、お花の担当者も会場係も、ウエディングのプロがみんなで共有すれば、そこから話が広がり、バリエーションも増えていきます」。なるほど! なんだか気持ちがラクになりませんか? 
 
会場選びの前にテーマの決定を 
 
重要なのはユニークなタイトルではなく、『何を大切にする結婚式なのか』というふたりの思いを明確にすること。実はそれこそがテーマなのだということが、だんだんわかってきました。「なぜ結婚式をするのか。誰にどんなふうに楽しんでもらいたいのかなど、ふたりの思いを明確にすると、結婚式は見違えるほど芯のあるものになります。会場探しは、そんなふたりの『大切』が決まってから始めましょう。テーマを決めずに会場見学に行くと、いつのまにか会場側の提案に流されてしまうこともあるので要注意! テーマが明確だと準備もスムーズですし、どこにお金を使うかなど、効果的な予算管理もできます」(荒井さん)。また、佐伯さんからは「テーマをあとから決めると会場の雰囲気やデザイン、設備などが合わなくて、理想的なウエディングにするのが難しくなることも」というアドバイスが。「夕飯の買い物に行く際に、何を作るか決めずにスーパーへ行くと時間もかかるし無駄な買い物も増えます。でも献立(テーマ)を決めてから買い物に行けば、何(会場)を買えばいいのか明確ですし、無駄なく進みます」(佐伯さん)。ただしこんな例外も。「海の見えるところで、とか母校のチャペルで、というように、最初からハード面の希望がある場合は会場の決定が先で、そこからコンセプトを考えることも可能です。けれど今は『テーマカラーは青』というようにハードとは関係のないテーマをもつカップルが多いので、その場合はどちらが先でも問題はないかもしれません」(解良さん)。どちらを先に決めるかはケースバイケース。いずれにしても、ふたりが大切にしたい思いをいちばんに考えたいですね。 
 
「ふたりらしい結婚式」とは 
 
「テーマが明確で、それを全面に打ち出したいなら、ふたりの好きなこと、共通の趣味や大切にしているものなどにも目を向けて、象徴のかけらが散りばめられたウエディングにするのも素敵です」と荒井さん。さらに解良さんも言っていましたが、ふたりの希望はスタッフと共有するのがポイント!「予想もしていなかったアイデアがどんどん出てくる楽しさがありますよ。ふたりの大切な気持ちがつまったテーマは、いろいろな人を動かす力になるんです」(荒井さん)。ここで荒井さんが手掛けた実例をご紹介。趣味は野菜作りという新郎。野菜を取り入れたウエディングにしたいと相談を重ねるうちに、フローリストさんからの提案で、会場にはお花ではなく野菜を飾ることに! 秋の実りをテーマに結婚式を作っていきました。 
 

荒井さん分 (5)5

 
 

藤本一貴さん、明子さんご夫妻のウエディングは、題して「フジモトオータムカーニバル」。会場は「ぶあいそ別邸」という築100年の古民家レストランでした。「ふたりの好きなことや叶えたいことをいろいろ出してみて、そこからみんなが楽しくなるような合い言葉を作って共有すると、結婚式は加速的に楽しくなります!」(荒井さん)。  
 

荒井さん分 (1)1

 
 

ウエルカムスペースにも秋の実りがたっぷり。「フェスのような楽しい空間を」というふたりの希望がみごとに実現しました。 
 

荒井さん分 (3)3

 
 

新郎が真心こめて作った立派なジャガイモ!料理に取り入れて、ゲストに堪能していただきました。  
 
季節をテーマに取り入れても 
 
「季節というのは不思議なもので、例えば桜を見ると過去の素敵な思い出が蘇って懐かしく、温かな気持ちになったりするものです。テーマを考えるときには、ふたりが大切にしているもののなかに季節感があるかどうかも思い出してみてください」(荒井さん)。ふたりにとって特別な意味を持つ季節やお花などがあるなら、それをテーマにするのも素敵ですね。ただその場合、注意したいのは結婚式の日程です。「結婚式は夏なのに、打ち合わせに持参された希望写真を見ると春先にしか流通しないお花のみのブーケ、などということがよくあります。お花には年間通して手に入るものと、旬が限られているものがあります。それを理解せずに会場を先にキープしてしまうと、希望を充分に叶えられないことも。季節感を重視する場合は、結婚式の日程よりテーマを先に決めた方がリスクは軽減できます」(佐伯さん)。そしてもうひとつ、大切な注意事項が!「季節の希望があるのはよいのですが、考えていただきたいのはゲストの都合です。仕事に支障はないか、繁忙期と重ならないかなど、出席される方に無理のない時期を考えるべき。ゲストの都合を考慮せずに『どうしてもシャクヤクの時期に!』などというのはNGと心得て」(解良さん)。 
 
大切なのは全員が楽しめること 
 
テーマを決める際に、いちばん大切にしたいこと。それはふたりのために来てくださるゲストへの気づかいです。「お友達は盛り上がっているのに、年配のゲストの方にはさっぱり意味がわからないなど、一部の人だけが楽しい結婚式はNG。全員に平等に、みんなが楽しめるものを心がけてください」(解良さん)。「テーマに無理はないのか、全員が楽しめるものなのかを考慮して。オリジナリティを重視しすぎると、テーマばかりがひとり歩きをしてしまいます」(荒井さん)。「テーマを決めるときに考えていただきたいのは『個性』と『おもてなし』。個性とはふたりらしさ、おもてなしは大切な方達への感謝の気持ちをお料理や演出などの形にし、そこにふたりの心を込めることです。このふたつのバランスをよく考えながら、テーマを決めていきましょう」(佐伯さん)。見守ってくださった方たちに「今日までありがとう!これからもよろしくお願いします」の気持ちをどんな形でふたりらしく伝えればよいのか。それがしっかり考えられるふたりなら、どんなテーマでもブレないと思います!

取材協力/オフィース・マリアージュ Coco style WEDDING  佐伯恵里 取材・文/井出千昌 実例写真/クスミエリカ

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